“奇跡への階段 その2”のおまけです。

前回、丹田呼吸について書きましたが、ついでに気功の世界に寄り道してみましょう(^^)

気という生命エネルギーの一種を身体の中で意識的に回して、身体全体の気の流れを良くするテクニックです。
疲れが取れたり、睡眠不足を解消できたり、自然治癒力が高まったりする効果があります。

百会(頭頂部)から身体の前面中心を沿って会陰(肛門と泌尿生殖部の間)までのラインを任脈と言います。
逆に背面中心を沿うラインを督脈と言います。
息を吸うときは舌先を上の歯ぐきに当てておいて鼻から吸います。
吐くときは舌先を上の歯ぐきから離して口から吐きます。

まずは、女性の場合です。
百会に意識を持っていきます。頭頂部にまばゆい光の玉が輝いていると想像しましょう。息を吐きながら、督脈に沿って光の玉が下がって行き、吐ききったときに光が会陰に来ます。
息を吸いながら任脈に沿って光の玉が上って行き、吸いきったときに光が百会に来ます。
この繰り返しです。

男性の場合は、逆周りです。
百会に意識を持っていきます。頭頂部にまばゆい光の玉が輝いていると想像しましょう。息を吐きながら、任脈に沿って光の玉が下がって行き、吐ききったときに光が会陰に来ます。
息を吸いながら督脈に沿って光の玉が上って行き、吸いきったときに光が百会に来ます。
この繰り返しです。

うまく行けば、身体全体がポカポカしてお風呂に入っているような気持ち良さを感じられます。また、朝、目が覚めたときに睡眠不足を感じたならば、10分程度の小周天によって、熟睡したあとと同じくらい爽快に起きられるようになります。

伝統的な小周天は、後者、つまり男性の場合として書いた方向だけでしたが、福岡の外科医、矢山利彦先生が女性の場合は逆向きだということを実験で証明しました。また、本来の向きと逆の方もいるそうなので、うまく行かないと感じたら逆向きをやってみるのも良いと思います。さらに、1つの方向で続けて上達してくると、あるときに逆向きの方が良くなることもあるそうです。

人間の身体を宇宙として、その中でエネルギーを回すので小周天と言います。ミクロコスモスでしょうか。これに対して、マクロコスモス、宇宙全体の気を頭頂部から取り込んで、足から宇宙に向かって放出し、エネルギーを宇宙全体の中で回す技術を大周天と言います。

小周天しかできない場合、他人を外気治療すると自分の気が減るため、くたびれます。若い気功師の方が良い気が出る、などという考えは小周天のレベルの話です。大周天に達しているならば、宇宙の気を取り込んでから、相手に向かって気を出すため、まったく疲れません。

だいぶ、話が脱線しましたので、今日はこの辺で(^^;

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COMMENT: AUTHOR: なな DATE: 02/08/2006 21:03:00 こんばんは。なおきさん。いつも質問に答えていただいてありがとございます!
奇跡の階段、毎日行っています。先日教えていただいた、しあわせを先取りしたイメージをしていたら、頭がいたくなくなってきたかんじです。ありがとうございました!今日はオラクルカードをひいたら、4回同じ天使さんがでました。びっくりです!
いや・・・ほんと・・なんか最近、生活が変わってきたような感じなんです。